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ビジネス版LINE新版「LINE WORKS 3.4」、チームでのタスク管理、リアクション機能などを追加

2022年5月27日(金)IT Leaders編集部

ワークスモバイルジャパンは2022年5月26日、ビジネスチャット/コミュニケーションサービス「LINE WORKS」の新版「LINE WORKS 3.4」をリリースした。新版では、チームでのタスク管理機能やリアクション機能、ファイル送信操作の統一などの機能追加・改善を行った。

 ワークスモバイルジャパンの「LINE WORKS」は、ビジネスチャット/コミュニケーションサービスである。「LINE」のビジネス版に相当する。チャット、掲示板、カレンダー、アドレス帳、アンケートなど、業務でのコミュニケーションを支援する機能群を備える。UIや使い勝手はLINEと共通であるため、教育やトレーニングを必要とせずに導入できることを特徴としている(関連記事ワークスモバイル、「LINE WORKS 3.0」をリリース、Web会議やタスク調整が容易に)。

 新版の「LINE WORKS 3.4」では、主に以下の4つの拡張・改善がなされている。

グループタスク機能の拡張
 グループタスク機能を拡張し、チーム(組織)での利用に対応した。チームのトークルームからチームにひもづくタスクを作成して、タスクの依頼者や担当者を、チーム内のメンバーから指定する機能を追加している。タスクの作成/修正/完了はチームのトークルームで共有され、チームメンバー内でタスク状況を共有・把握できる。

画像/ファイルの共有/転送操作の改善
 画像やファイルを外部サービスに共有/転送する際の操作ステップや導線を共通化した。従来はトーク、ノート、Driveなど各種サービスやコンテンツごとに操作方法が異なっていた。新版では、サービス間でコンテンツを転送する際、共通のボトムシートから一貫した操作が行えるようになった(画面1)。

画面1:共通のボトムシートにより、データを他アプリケーション経由で送信する際のUXを共通化した(出典:ワークスモバイルジャパン)画面1:共通のボトムシートにより、データを他アプリケーション経由で送信する際のUXを共通化した(出典:ワークスモバイルジャパン)

メール機能の利用対象拡大
 自社ドメインがなくても、メール機能を備えた「アドバンストプラン」を利用できるようにした。従来は自社のドメインを用意し、ドメインの所有権を証明する手続きが必須だった。新版では、LINE WORKSが無料で提供するドメインを利用することにより、メールサービスを自社で利用していないユーザーでもアドバンストプランが利用可能になった。

リアクション機能の追加
 トーク上で特定のメッセージや画像、スタンプなどにピンポイントで反応するリアクション機能を追加した。6種類のアイコンから、好みの表情を選択してリアクションを行う。既読機能と同様、だれがどのリアクションを送ったのかをリストから確認できる。メッセージやスタンプではタイムラインがすぐに流れてしまう/返信のタイミングを逃してしまうといったケースでこの機能を用いて、通知を気にせず気軽にやり取りが行える。リアクションの追加/変更/取消は、7日以内に送受信したメッセージに対して可能になっている。

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ワークスモバイルジャパン / LINE WORKS / ビジネスチャット / LINE / グループウェア

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