伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2022年5月30日、システム構築サービス「Managed Service Provider」を開始した。CTCが保有するローコード開発基盤「OutSystems」を利用してアプリケーションを開発し、保守や運用サービスを含めて提供するサービスである。さらに、既にOutSystemsを利用しているユーザーに向けては、CTCが開発した汎用的なモジュール「Independent Software Vendor」を販売する。
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の「Managed Service Provider」(MSP)は、システム構築サービスである。同サービスにおいてCTCは、CTCが保有するローコード開発基盤「OutSystems」を利用してユーザーのアプリケーションを開発し、保守や運用サービスを含めて提供する。OutSystemsのユーザー管理やバージョンアップなどの運用管理を含んでいる(図1)。
図1:「OutSystems」のメリット(出典:伊藤忠テクノソリューションズ)拡大画像表示
特徴は、OutSystemsのライセンスを購入することなくアプリケーションを開発して利用できる点である。初期投資を抑えたシステム利用が可能である。契約期間は1年間で、開発したアプリケーションとOutSystemsを利用するユーザー数に応じて従量制で課金する。
MSPとは別に、既にOutSystemsを利用しているユーザーに向けては、CTCが開発した汎用的なモジュール「Independent Software Vendor」(ISV)を販売する。OutSystemsを用いたシステム開発事業で蓄積したノウハウに基づき、ログ出力、アーカイブ、バリデーションチェックなどの共通部品や、業務アプリケーションのテンプレートを揃えた。
なお、CTCは、2015年からOutSystemsの取り扱いを開始し、アジャイル開発やDevOpsを支援してきた。2021年には、OutSystemsの導入や内製化を支援する「OutSystemsアクセラレーションサービス」も提供している(関連記事:CTC、OutSystemsを用いたローコード開発をワークショップ形式で支援するSIサービス)。
OutSystems / CTC / ローコード
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