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VDI型の建設業界向けBIM/CIM「ArchiSymphony VBP」、稼働環境を刷新してGPU性能が向上

仮想デスクトップ1台単位で契約可能に

2023年2月14日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

建築業界向けシステムのSI/ITコンサルティング会社であるペーパレススタジオジャパンは2023年2月13日、建設業界向けBIM/CIMクラウドサービス「ArchiSymphony VBP」を刷新したと発表した。VDIで動作するBIM/CIMアプリケーションをリモート環境からシンクライアントで利用可能にする。今回の刷新でクラウド環境をNTTPCコミュニケーションズの「VDIクラウド for デジタルツイン」に置き換えている。GPU処理能力が向上したほか、物理サーバー単位ではなく仮想デスクトップ単位で契約できるようになった。

 ペーパレススタジオジャパンの「ArchiSymphony VBP」は、建設業界向けのBIM/CIM(Building Information Modeling/Construction Information Modeling)クラウドサービスである。建設工事/土木工事の計画、調査、設計段階から3次元モデルを導入し、3次元モデルに資材やコストなどの属性情報を付与することで、その後の施工、維持管理を含めて関係者間で情報を容易に共有できるようにする。

 VDI(デスクトップ仮想化基盤)型のクラウドサービスとして提供する。クラウド上のサーバーで動作するBIM/CIMアプリケーションをリモート環境からシンクライアントで操作する。ユーザーのローカル環境に高性能なグラフィックスワークステーションを設置しなくてもBIM/CIMアプリケーションを利用できる。

 今回の刷新では、クラウド環境をNTTPCコミュニケーションズの「VDIクラウド for デジタルツイン」に置き換えている。同サービスは、建設・製造業界に向けて3次元グラフィックス処理向けのGPU搭載PCを提供する。システム環境の刷新により、GPU処理能力が向上したほか、物理サーバー単位(仮想デスクトップ8台以上が稼働可能)ではなく仮想デスクトップ1台単位で契約できるようになった。

 なお、GPUの処理能力が向上したことで、メタバースアプリケーションを構築・運用するためのソフトウェア「NVIDIA Omniverse Enterprise」にも対応した。

関連キーワード

ペーパレススタジオジャパン / BIM / CAD/CAE / ワークステーション / GPU / 建設 / 建築 / メタバース / NVIDIA

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