ワークスモバイルジャパンは2023年2月16日、企業向けコミュニケーションツール「LINE WORKS」の新版(バージョン3.6)を発表した。新版では、ビデオ通話中の自分の映像を加工できるフィルタ機能など、機能の追加や拡張が施されている。
ワークスモバイルジャパンの「LINE WORKS」は、ビジネスチャット、掲示板、カレンダー、アドレス帳、アンケートなどのグループウェア機能を備えた企業向けコミュニケーションツールである。ビジネス版LINEの位置づけでLINE同様のUI/UXを備えているのが特徴で、PC、タブレット、スマートフォンから無料版/有料版を提供している(関連記事:ワークスモバイル、LINEのAI事業「LINE CLOVA」の統合を発表、LINE WORKSの「AI秘書」を開発)。
画面1:「LINE WORKS」新版では、ビデオ通話中の自分の映像を加工できるフィルタ機能を追加した(出典:ワークスモバイルジャパン)拡大画像表示
新版のバージョン3.6では、ビデオ通話/Web会議機能を強化した。ビデオ通話中の自分の映像を加工できるフィルタ機能をPC版アプリケーションに追加した。映像の色味を調整して、表情を明るく、肌の質感をなめらかにといった加工が可能になった。フィルタは18種類あり、提供済みのバーチャル背景機能と組み合わせて使える(画面1)。
また、雑音や物音などが気になるときに標準でマイクをミュートにし、キーボードの「Space」キーでミュートを一時解除する機能を追加した。加えて、複数人のトークルームに対し、固定のミーティングリンク情報を提供する機能が備わった。トークルームで開始した音声/ビデオ通話に他のメンバーをすぐに招待したい場合に有用である。
ほかには、アンケート機能の基本設定に「繰り返し」の項目を追加した。都度作成し直すことなく、指定したタイミングで同じ内容のアンケートを対象者に自動送信が行えるようになった。また、掲示板機能で共同編集が可能になり、すべて、もしくは指定したメンバーでの共同編集作業を行える。
専任のIT担当者がいない組織に向けた強化を図っている。規定の管理者権限を3つに集約し、メンバーの追加やサービスの利用設定など使用頻度が高い設定の権限のみを付与した「運用担当者」権限を追加した。
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