ACESは2023年2月22日、オンライン商談/会議解析ツール「ACES Meet」に、特定のユーザーにメッセージを通知するメンション機能を追加したと発表した。ACES Meet上での情報共有がよりスムーズになるとしている。
ACESの「ACES Meet」は、オンライン商談やWeb会議の内容をAIで解析するツールである。商談/会議の準備、記録、書き起こし、内容の分析といった一連の流れをAIが自動で行う。Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsを使ったWeb会議に対応している(顔画像を利用したリアクション解析は、現在Zoomでのみ利用可能)。
ACES Meetは以前から、会議に関する情報をメンバー間で共有するためのコメント機能を備えている。会議の任意の箇所に対してコメントを付けられる。会議の内容をメンバーと共有しながら議論ができる(関連記事:オンライン商談/会議解析ツール「ACES Meet」、新規コメントの通知機能を追加)。
画面1:会議にコメントを付けるコメント機能を強化し、特定のユーザーに向けてメッセージを通知するメンション機能を追加した(出典:ACES)拡大画像表示
今回、コメント機能を強化し、特定のユーザーにメッセージを通知するメンション機能を追加した。営業チーム内の特定ユーザーに対して情報を共有したりフィードバックを返したりといったコミュニケーションを、以前よりもスムーズに行えるようになった。自身への通知という形でメッセージを受け取ることで、重要なメッセージを見逃さずに済む(画面1)。
従来のコメント機能でも、自分のコメントに対するコメントについては自分に通知が来ていた。今回の機能強化では、自分のコメントに対するコメントでない場合も、「@ユーザー名」の形でメンションがついた際には通知が来るようになった。通知を受け取るかどうかや、受け取り方(メールかサービス上か両方かなど)は、ユーザー自身で制御可能である。
ACES Meetの価格(税込み)は、基本料金が月額3万円。利用料金は、会議動画の取り込み/解析機能を利用できる通常ユーザーライセンスが1ユーザーあたり月額7000円。会議動画の取り込みができず、会議の検索・閲覧や取り込み済み会議の各種編集などに機能を限定した閲覧者用のライセンスが1ユーザーあたり月額3000円。
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