[新製品・サービス]
オプティム、モバイルデバイス管理ソフト新版「Optimal Biz 9.21.0」、Windowsアプリの実行ログを収集/可視化
2024年7月31日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)
オプティムは2024年7月30日、マルチプラットフォームに対応したクライアントデバイス管理/モバイルデバイス管理(MDM)ソフトウェアの新版「Optimal Biz ver.9.21.0」を発表した。新版では、Windowsアプリケーションログの収集機能を追加し、従業員のアプリ利用状況を確認できるようにした。
オプティムの「Optimal Biz」は、PC(Windows、macOS)やスマートデバイス(Android、iOS)で動作するクライアントデバイス管理/モバイルデバイス管理(MDM)ソフトウェアである(関連記事:オプティム、モバイルデバイス管理ソフト新版「Optimal Biz 9.7.0」、PC初期化も選択可能に)。
デバイス管理の一般的な機能を網羅する。インベントリ管理(インストールアプリを把握)、指定したアプリケーションの利用制限、Webサイトの接続制限、ウイルス対策、VPN接続、端末紛失時のリモートロック/消去などである。
新版のver.9.21.0では、従業員のWindows PCにおける各アプリケーションの稼働時間を集計する機能が加わった。アプリケーションをタスク内容ごとのカテゴリに分類し、各作業に充てた時間を視覚的に確認できる。業務効率の改善やセキュリティ上問題のあるアプリの利用確認に役立てられる(画面1)。
拡大画像表示
これまでアプリケーションログ収集機能は、テレワーク環境下の勤務状況や業務内容を可視化する「Optimal Biz Telework」で提供していた。今回、Windows PCの管理・監査にも利用できるよう、Optimal Bizの標準機能に含めて提供する(関連記事:テレワークの勤務状況を可視化する「Optimal Biz Telework」に新版、“集中度”を確認可能に)。