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グループウェア新版「mitoco Ver.20.0」、新設計のワークフロー「mitoco 申請」を追加─テラスカイ

2024年9月12日(木)IT Leaders編集部

テラスカイは2024年9月11日、Salesforce連携グループウェアの新版「mitoco Ver.20.0」と、勤怠管理クラウドサービスの新版「mitoco Work 勤怠 Ver.2.3」をリリースした。mitocoは、日本の商習慣に合わせた新設計の承認ワークフロー「mitoco 申請」を追加した。mitoco Work 勤怠は、勤怠申請にmitoco 申請のプロセスを選択できるようにした。

 テラスカイの「mitoco」は、Salesforceのシステム基盤を用いたクラウド型グループウェアである。カレンダー、承認ワークフロー、掲示板、トーク(チャット)、ToDo(タスク管理)、文書管理(ファイル共有)、アドレス帳、顧客管理などの機能を備えている(関連記事テラスカイ、グループウェア新版「mitoco V19.3」をリリース、カレンダーのUIを改善)。

 新版のVer.20.0では、既存の承認ワークフロー機能に加えて、日本の商習慣に合わせて新たに設計した承認ワークフロー機能「mitoco 申請」を追加した。回覧や合議などの基本機能のほか、組織図に基づいた承認ルート設定、申請ごとの承認者選択など、柔軟なワークフローを実現する機能を備えている(表1)。

表1:ワークフロー機能「mitoco 申請」のポイント(出典:テラスカイ)
機能 概要
回覧 承認は必要ないが申請したことを共有したい場合の回覧機能。確認コメントの強制入力設定が可能
空ステップ 承認者が不在で承認できない場合など、ワークフローを滞留させずに次のステップに進める機能
合議・差し戻し 承認者を複数設定した際に、過半数や3分の2以上などの合議による承認条件を設定。差し戻す際は任意のステップを選択できる
組織図に応じた承認ルート 承認者を特定せず、組織図に応じた部門名や役職を指定した承認ルートを設定
申請者が承認者を指定 事前に承認ルートを設定できない場合に、承認者が編集可能ステップを設定して、申請者に承認者を指定させる

 画面1は、申請・承認で利用する組織図を作成・管理する画面である。ここで作成した組織図に従って、申請者の所属から正しい承認ルートを自動判定する。事前に承認ルートを設定できない場合は、申請者が承認者を設定可能である(図1)。

 組織図は、画面上での操作のほか、CSVファイルを取り込んでも作成できる。世代管理機能によって、組織改編の際、新しい組織図を事前作成しておき、改編のタイミングで切り替えるといったことが容易に行える。

画面1:申請・承認で利用する組織図を作成・管理している画面(出典:テラスカイ)
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図1:申請者が承認者を指定可能(出典:テラスカイ)
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 承認ワークフロー以外では、カレンダーや掲示板を中心に機能が加わった。カレンダーでは、検索画面に遷移せずに施設を選択できるように、予定作成/編集画面に簡易検索による施設選択機能を追加した。名称に検索欄に入力した文字を含む施設を最大10件表示し、未入力の場合は、最近参照した施設を表示する(画面2)。

画面2:簡易検索による施設選択機能の画面(出典:テラスカイ)
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 一方の「mitoco Work 勤怠」は、クラウド型勤怠管理アプリケーションである(関連記事テラスカイ、勤怠管理クラウド新版「mitoco Work 勤怠 V2.0」、残業時間の超過状況などを一目で把握)。

 新版のVer.2.3では、勤怠申請の際に、mitocoの既存のワークフローに加えて新しいmitoco 申請のプロセスに対応した。申請情報欄からワンクリックでページ遷移し、mitoco 申請上で承認状況を確認できる。

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テラスカイ / グループウェア / mitoco / Salesforce / SaaS / ワークフロー

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