日立・富士通・NECの行方─国内事業の強化と海外展開を両立できるかがカギを握る:特別編
2009年8月27日(木)長橋 賢吾(フューチャーブリッジパートナーズ 代表取締役)
2009年3月期決算が出そろった5月初旬、どの新聞も“電機大手、軒並み苦境”、“総合電機は再編必須”といった内容が紙面を賑わせていた。事実、昨年9月のリーマン・ショック以降、景況感は急速に悪化し、消費は急減速。6月時点ではやや明るい兆しもあるものの、依然として不透明な状況は続く。
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