従業員全員分のクライアントPCを維持管理するには、膨大な手間やコストがかかっている。パッチ適用しかり、障害対応しかり。一方でセキュリティの観点からは、社外への持ち出しやUSBメモリー利用を禁止するなど、ユーザーに何かと制約をかけているのが現状だ。1人ひとりにPCを配付するというやり方は、果たしてベストなのか─。その代替案として急速に注目され始めたのがクライアント仮想化だ。その実力はいかに。最新動向を追う。
- 【Part1】システムインフラに残された最後の効率化分野─PC環境
- 【Part2】DaaSサービスの低価格化が急進、操作性を保つ技術進歩や導入を容易にする製品も
- 【Part3】システム保守からBCPまで、成果を上げる先進企業
- 【Part4】技術進歩で性能や使い勝手の課題を解消
- 【Part5】コスト削減効果を細かく試算してみた
- 【Part6】DaaSやVDI構築サービスが続々登場
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