NECは2010年9月6日、システムの可用性を高めるソフトウェア群の新版を発表した。システムの稼働状況を監視して、サーバー障害を検知すると正常に動作している待機系のサーバーに自動で処理を引き継ぐ。新版では、仮想環境向けの機能を充実させた。
発表したのは、「CLUSTERPRO X 3.0シリーズ」。あるサーバーに障害が起きた際、そのサーバー上で動く仮想マシンのOSやアプリケーションを別のサーバーにある仮想マシンに移して処理を再開できるようにした。当初は米ヴイエムウェアと米マイクロソフトの仮想化ソフトで構築した仮想環境が対象だが、米シトリックス・システムズの製品にも対応する予定。
ディスクの実データ領域のみを同期する機能を実装することで、初期構築時や障害復旧時に必要な、本番系と待機系とのデータ同期処理も高速化した。ディスク容量が1000GBの場合、従来は16時間以上を要していた同期処理を約10分で完了するという。
価格は60万円(税別)から。NECは10月1日に販売を始め、今後3年で220億円の売り上げを見込む。 (栗原)
NEC / クラスタリング / CLUSTERPRO
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