製薬大手のエーザイが、ITを生かした営業強化策を次々に打ち出している。iPadによるMR(医薬情報担当者)の情報武装に続き、リアルタイムのデータ分析のためにSAP HANAの導入を決めたという。蓄積する臨床データやゲノム(遺伝子)データを駆使して、医師への提案力を高める取り組みである。それにしてもなぜHANAなのか。意図を聞いた。(聞き手:本誌編集長・田口 潤 Photo:陶山 勉)
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