本誌は、2013年1月18日~2月12日にかけて、BYODの実施状況を尋ねるアンケート調査を実施。本誌読者を対象に、メールマガジンなどを通じて協力を要請したところ、419件の有効回答を得た。
まずは、全回答者を対象に、自社でのBYODの許可状況について尋ねた。「BYODを禁止している」と回答した読者が51%で最多。「方針を決めていない」が23%で続く。「BYODを許可している」と回答したのは全体の14%。「検討中」を合わせても全体の2割程度に留まった。
業種別、企業規模別に集計した結果は下記の通り。どちらも顕著な傾向はみられないが、金融業と製造業は明確に「BYOD禁止」を打ち出している企業が多かった。また、100~1000人規模の中堅企業が比較的慎重に対応していると見ることもできそうだ。