[事例ニュース]

山陰合同銀行、ビジュアルIVRを導入してオムニチャネルと導線を整備、非対面の顧客体験を向上

有人チャットと組み合わせて運用

2025年3月19日(水)IT Leaders編集部

山陰合同銀行(本店:島根県松江市)は、オムニチャネル戦略の一環で、問い合わせ内容に応じて適切なチャネルをWeb画面で案内する機能などを導入する。モビルスの有人チャット「MOBI AGENT」とビジュアルIVR(音声自動応答)「Visual IVR」を導入し、チャネルの拡充と導線整備により、非対面での顧客体験向上を目指す。モビルスが2025年3月18日に発表した。

 山陰合同銀行は、島根県松江市に本店を置く地方銀行。事業エリアの島根・鳥取両県において「ごうぎん」の略称で知られている。

 同行はオムニチャネル戦略の一環で、問い合わせ内容に応じて適切なチャネルをWeb画面で案内する機能などを導入する。モビルスの有人チャット「MOBI AGENT」とビジュアルIVR(Interactive Voice Response:音声自動応答)「Visual IVR」を導入し、チャネルの拡充と導線整備により、非対面での顧客体験向上を目指す(図1)。

図1:山陰合同銀行における、チャット窓口利用の流れ(出典:モビルス)
拡大画像表示

 Visual IVRは、問い合わせ内容を顧客自身が選択し、その内容から適した各チャネル(Webサイト、電話、有人チャット)に遷移できるよう導線を整備する。有人チャット対応後にオペレーターが応対履歴を登録する作業についても、コンタクトセンター向け生成AIサービスによる自動要約機能を使って省力化する。チャット窓口利用の流れは以下のとおりである。

  1. 顧客が山陰合同銀行のWebページで「お問い合わせ」を選択
  2. 表示されたビジュアルIVRから問い合わせ内容を選択すると最適なチャネルへ遷移
  3. チャットボットの質問に沿って、希望する手続きなど問い合わせ内容の詳細を選択
  4. オペレーター(有人チャット)に接続
  5. 顧客自身が個人情報を画面に入力
  6. オペレーターが手続きなど問い合わせ対応を行い、応対履歴を登録。対応後は生成AIが応対履歴を自動で要約・カテゴリーに分類し、オペレーターが内容をチェックすることで応対履歴の登録が完了
関連キーワード

山陰合同銀行 / コンタクトセンター / IVR / 地方銀行 / 金融 / CS / マーケティング / 銀行 / 島根県 / 松江市 / ビジネスチャット / 音声応答 / コールセンター / Webサイト / オムニチャネル

関連記事

トピックス

[Sponsored]

山陰合同銀行、ビジュアルIVRを導入してオムニチャネルと導線を整備、非対面の顧客体験を向上山陰合同銀行(本店:島根県松江市)は、オムニチャネル戦略の一環で、問い合わせ内容に応じて適切なチャネルをWeb画面で案内する機能などを導入する。モビルスの有人チャット「MOBI AGENT」とビジュアルIVR(音声自動応答)「Visual IVR」を導入し、チャネルの拡充と導線整備により、非対面での顧客体験向上を目指す。モビルスが2025年3月18日に発表した。

PAGE TOP