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NTTデータと七十七銀行、オムニチャネルで一貫した顧客体験を提供する実証実験

2018年8月30日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NTTデータと七十七銀行は、オムニチャネルでのOneToOneコミュニケーションを実現するシステム「CXMソリューション」の実証実験を、2018年9月から2019年2月末まで実施する。NTTデータが2018年8月30日に発表した。

 NTTデータと七十七銀行(本店:宮城県仙台市)は、オムニチャネルでのOneToOneコミュニケーションを実現するシステム「CXMソリューション」の実証実験を、2018年9月から2019年2月末まで実施する。

 CXMソリューションは、ATM(現金自動預け払い機)やインターネットバンキング、スマートフォンアプリといった様々な接点(チャネル)から入ってきた顧客の情報を各チャネル間で連携させ、顧客一人ひとりに合わせた商品情報や諸連絡などを最適なタイミングで提供できるようにするサービスである。

図1:OneToOneコミュニケーションの実現イメージ(出典:NTTデータ)図1:OneToOneコミュニケーションの実現イメージ(出典:NTTデータ)
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 今回の実証実験は、金融機関のすべての顧客を対象に、一人ひとりに合わせた細やかな情報提供が実施できることを検証する。

 NTTデータは、本実証実験を通じてCXMソリューションの提供に向けた準備を行い、2019年度上期をめどに本格提供を開始する。

 実証実験の背景についてNTTデータは、金融機関と顧客の接点が、従来の営業店を中心とした有人対応やATMだけでなく、インターネットバンキングやスマートフォンアプリなどのデジタルチャネルへと拡大していることを挙げる。

 「顧客一人ひとりに合わせ、あらゆる顧客接点において一貫性のある顧客体験を実現する、オムニチャネルでのOneToOneコミュニケーションのニーズが高まっている」(同社)。

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