テンダは2022年6月15日、システム操作ナビゲーションソフトウェア「Dojoナビ」の新版(Ver4.10)を発表した。操作画面上に直接ナビゲーション(操作箇所に対する枠線や吹き出し)を表示する機能を提供する。新版では、ユーザーごとにアプリケーションの表示言語/タイムゾーン(日本語/英語/中国語)を設定できるようにした。価格は個別見積もり。
テンダの「Dojoナビ」は、Webアプリケーションの画面上にWebアプリケーションの操作方法をナビゲーションとして直接表示するソフトウェアである。Webアプリケーション画面上で、クリックすべき箇所を赤枠で表示したり、操作内容を吹き出しでフォーカスしたりといったガイドを行う(関連記事:テンダ、システム操作ナビゲーションソフトの新版「Dojoナビ Ver3.1.0」、シナリオの更新が容易に)。
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新版では、ユーザーごとに、アプリケーションの表示言語とタイムゾーンを設定できるようにした(画面1)。表示言語は、ユーザープロフィール画面で、日本語、英語、中国語のいずれかに切り替えられる。「外国人労働者の雇用など人材の多様化が進む中で、より多くのユーザーが利用できるようにした」(テンダ)という。
テンダは、Dojoナビを導入することで、システム操作方法に関して、研修などを実施して事前に学習したり、その都度マニュアルを探して読んだりする必要がなくなるとしている。
Webアプリケーションの操作中、操作方法を迷った場合に、ナビゲーションをその場で呼び出せる。ナビゲーションを開始するアイコンがWeb画面上に常駐しており、必要なナビゲーションを、マニュアルの目次を検索するように選んで再生可能である。
ナビゲーションは、Webブラウザにインストールしたプラグインを使って作成する。ナビゲーションしたい操作を操作するだけでナビゲーションコンテンツを作成できる。Web上の管理画面上でナビゲーションの編集も可能である。ナビゲーションの再生回数も確認できるので、誰も使っていないナビゲーションを整理できる。