クラスメソッドは2023年10月23日、コールセンターSIサービス「スタートパッケージ for Amazon Connect」を提供開始した。Amazon Web Services(AWS)が提供するクラウド型コンタクトセンターサービス「Amazon Connect」の環境を構築・提供する。低コストかつ短期間でクラウドコールセンターを導入できるとしている。同社のAWS支援サービス「クラスメソッドメンバーズ」のプレミアムプラン加入企業に向けて提供する。
クラスメソッドの「スタートパッケージ for Amazon Connect」は、コールセンターSIサービスである。AWSのクラウド型コンタクトセンターサービス「Amazon Connect」の環境を構築・提供する。低コスト(初期費用20万円から)かつ短期間でクラウドコールセンターを導入できるとしている。同社のAWS支援サービス「クラスメソッドメンバーズ」のプレミアムプラン加入企業に向けて提供する(図1)。
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導入にあたっては、オンライン/オフラインの打ち合わせを通じて課題や要望を確認したうえでシステムや料金を提案する。契約の手続き完了から約3週間でAmazon Connect利用開始後の操作レクチャーまで実施する。
クラスメソッドはこれまで、各種規模のコールセンターシステムに対して、要件を個々に調整して開発してきた。特に中小規模のシステム開発では、Amazon Connectの標準機能のみでユーザーのニーズを満たすノウハウを積み上げてきたという。
今回のサービスでは、電話番号の発番、音声案内、自動応答といった標準的な機能をパッケージ化することで、短期間で十分な機能を備えたコールセンターシステムを提供できるとしている。また、エンジニアによる個別コンサルティングや機能のカスタマイズも提案する。